Romancing SaGa 2

予め決められたストーリーを辿るのではなく、プレイヤーに多くの選択肢が設けられた自由度の高いシステムです。

プレイヤーの選択や年代経過等でシナリオ進行が変化する為、同じイベントに対しても複数の攻略方法が存在します。

ゲーム開始時の皇帝「レオン」と男女最終皇帝以外では基本的にゲームオーバーにはならない為、打開できない状況で全滅してしまっても進行不能にはなりません。

但し、マップの移動だけでも進行中のイベントに影響が及ぶ事が有り、特定のイベントを思い通りにクリアできない状況に陥る可能性が有ります。

また、どちらかを選ぶ事でどちらかを切り捨てなければならない場面も有り、普通の方法では全てを手に入れる事はできません。

前作と同様にマップ画面に敵シンボルが表示され、接触する事で戦闘が開始されるシンボルエンカウントと、戦闘回数によって敵のランクが上昇していく独自のシステムが採用されています。

敵シンボルとの接触を避ける事で戦闘自体を避ける事もできるが、戦闘突入後に退却した場合でも戦闘回数が加算されていく為、退却による戦闘の回避を繰り返すとゲーム進行の難易度を上げてしまう場合が有ります。

皇帝の記憶や能力を次代の皇帝へと受け継ぐ、本作（ロマサガ２）独自のシステム。

七英雄に対抗する為の力として、帝国を訪れた謎の魔道士『オアイーブ』によって与えられる能力です。

この能力によって皇帝のＨＰや技能レベルは次代の皇帝にそのまま引き継ぐ事ができます。

特定の条件を満たす事で新たな技を「閃き」習得する事ができる、本作（ロマサガ２）から採用された新システム。

武器の種類や選択したコマンド、キャラクターの適正や習得の難易度等、閃く為の条件は複数存在し、全てを満たした場合に確率で「閃き」が発生します。

敵の攻撃に対して見切りが発生する事もあり、見切りを閃くとその攻撃を完全に回避する事ができます。

特定の技を見切る事がゲーム攻略の為に非常に重要になる場合も有ります。

アプリ版以降の様々な追加コンテンツの中でも、追加ダンジョン『追憶の迷宮』は七英雄の過去に触れるイベントが発生する貴重なコンテンツ。

また、『追憶の迷宮』の中では出現する敵のランクが階層によって固定されている為、ゲーム攻略の幅を広げると共に難易度を緩和する役割も果たしています。

前述の通り『追憶の迷宮』では敵のランクが固定の為、戦闘回数が増えてしまい、他ではもう遭遇できないモンスターからのみ入手できるレアアイテムを収集するといった事も可能です。

固定のボスからのみ入手できるアイテムや特定の宝箱からのみ入手できるアイテムも『強くてニューゲーム（引き継ぎニューゲーム）』を利用する事で複数集める事が可能な他、最終皇帝の装備を始め、通常どちらか一方しか入手できないアイテムを両方共手に入れる事も可能です。